来談者中心療法とは?

多くのカウンセラーから支持される来談者中心療法とはパーソナリティーの成長を促す心理療法のこと。アメリカの臨床心理学者カール・ロジャースが創始した。カウンセリングに来談した勇気を認め共感的・受容的にクライエントを受け入れる。クライエントとの信頼関係を比較的構築しやすい心理療法。

例えば、
「苦しい思いをこれまで1人で抱え込んできたのですね。よく相談しに来てくださいました。」
などと語りかけることによってクラエントを安心させることができる。

来談者中心療法でカウンセラーがとるべき3つの態度が以下である
①無条件の肯定的配慮(重要)
カウンセラー側の個人的な見解は一時的に棚に置いてクライエントの感じ方として受け取ること。同意していると受け取られる言い方はしない。

②共感的理解
カウンセラーがクライエントの立場に立って理解していくこと。重要なのはクライエントと同じ状況に立つことではなくカウンセラーがクライエントの立場に立った場合にどういう風に感じるのだろうと親身になって考えること。

③自己一致
首尾一貫して表裏がない状態のことを言いカウンセラーが自分自身についてきちんと理解できていることを指す。カウンセラーは自分の心と体が一致している状態を保っておくよう心がける必要がある。



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